福島県の新たなブランド牛「福粕花(ふくはっか)」は、福島県とJA、福島大学が4年をかけて開発した。
出荷前の一定期間に、福島県産の酒かすが入ったエサを食べさせることで、やわらかく脂の甘味も強い肉質が特徴だ。
出荷前の一定期間に、福島県産の酒かすが入ったエサを食べさせることで、やわらかく脂の甘味も強い肉質が特徴だ。
福島県は2024年度中に140頭、2028年度までに300頭の「福粕花」の出荷を目指していて、12月9日に郡山市で特別販売会などのデビューイベントを予定している。
福島県の内堀雅雄知事は「全国トップレベルの酒造技術を持つ福島の日本酒の酒粕と、畜産農家の情熱の結晶である福島牛がかけ合わさってできた、まさにふくしまプライドを象徴する存在です」と話す。
福島牛は、震災と原発事故による風評被害で全国と比べて1割ほど価格が下がっていて、福島県はこの「福粕花」でブランドの価値を回復したい考えだ。
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